漆のチューブは立てて保管する方が良いのですが、数が増えてくると
入れ物を考えなければならないと思います。
藤那海工房 木曜クラスのTさんが素敵な入れ物に入れておられたので、
ご紹介致します。
Tさんは漆器の修復を始められたので、必然的に色数が増えました。
この箱は紅茶の箱だったそうで、仕切りはご自分で作られました。
高さが丁度いいのですが、木製なので高級な画材のようです。
口金や蓋の内部についた新うるしを拭ってから保管するのをお勧めして
いますが、拭わずにチューブを横倒しにすると新うるしが固まって蓋が
開かなくなります。
さらに溢れ出たのをそのままにしていると、しっかり閉まっていないので
中身がどんどん硬化していきます。
溢れ出た新うるしの処置の仕方は教室でご説明致しますので、ご質問下さい。
何より口金、蓋を綺麗に拭って、立てて保管するのが一番です。
Tさんのように使う時に選びやすく、仕舞っても美しい入れ物を探してみて
下さい。