日別アーカイブ: 2020年4月14日

アートな線

よみうりカルチャーセンター大宮教室のFさんの作品をご紹介致します。
お皿の割れを接着されました。


破片のサイズがいろいろで、欠損部分もあるので仕上げの線も太いところ
あり、細いところありと変化があります。

器の元々の刷毛目の柄に絶妙に仕上げの金泥の仕上げが入っていて、まるで
一幅のアートのようです。

破損していたというマイナスの状態から、むしろ金泥の仕上げがあったほうが
いいとなるのが金繕いの醍醐味です。
Fさんの作品はまさにその典型例と言えます。

これもFさんの丁寧な作業があるからなのです。
時間をかけて頑張る意味があると思いませんか。


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