金繕いのカリキュラム用に、ハマグリを磨いて下さっている方が
おられるかと思います。
何といっても自然のものですので、工業生産品のようにキレイな
物ばかりではありません。
上の画像の貝は少し紫味を帯びていて、とても綺麗なのですが…
下準備中のアクシデントで、蝶番部分が欠けてしまいました。
表面の欠損ならば金繕いの方法で修復も可能ですが、咬合する
蝶番部分の直しは難しいのです。
残念ですが、他の用途に使うことにしました。
ピンチヒッターをしました貝合せの教室も明日で最後です。
受講して下さった方々が、私の講習を受けて良かったと思って
下さるよう頑張ります。