日別アーカイブ: 2014年3月23日
膠下地
貝合せの制作で金箔を貼って頂いたあと、顔彩等で絵を描く
場合、事前に膠で下地を作っておく必要があります。
これは着彩するものと金箔の活着を良くするためです。
何もしないで絵を描いてしまうと剥落してしまいます。
膠とは動物の皮,骨,腱,内臓膜を主要原料とし,これらを水と
ともに熱して,得られた抽出液を濃縮して乾燥したものです。
簡単に言えば“にこごり”です。
画材として使われる膠は、棒状、粒状、ゼリー状など様々な形態の
ものが販売されています。
初心者には明礬がブレンドされた「ドーサ液」が扱いやすいのでは
ないかと思います。
いずれにしても金箔貼りの貝に絵を描かれる場合は、まず教室で
ご相談下さい。
膠下地の方法をご説明致します。
カテゴリー: 貝合わせ