器を修復する下準備として、漂白をお願いする場合があります。
大半の方は、ヒビに食べ物の汚れが入り込んでしまっている
状態を解消するために行って頂いています。
この中に難敵がいます。
油シミです。
画像は私が修復をご依頼頂いている器ですが、ヒビが油シミになって
しまっています。
ある方法を3ヶ月以上試みていますが、1mm以上の幅がようやく細く
なってきた程度です。
このように時間はかかっても効果が出るシミばかりではありません。
まったく駄目な場合もあります。
油シミは目立ちにくいので、気がつかず使い続けてしまうことが多い
ですし、破損の程度が深刻に見えない場合もあるかと思います。
しかし器が破損していることには変わりがありません。
なるべく早いうちに手当をすることをオススメ致します。