染・織 ふたり展2023

金繕い教室の生徒さんである小高みどりさんが参加されている
「染・織 ふたり展」を拝見しました。

染織(せんしょく)という言葉があるように繊維を扱うという意味
で一緒に表現されていますが、実は全く作業が違う世界のものです。

それぞれの分野で研鑽されたお二人の作品は何も打ち合わせされて
おられずとも一つの空間に展示されると不思議なハーモニーがあります。

小高さんの作品です。


小高さんの作品は「友禅」の技法で、1色1色、防御しながら染めて
いきます。
染めは失敗が許されないのかと思いきや、技術的に習熟された小高さん
は、リカバリーの技術があるとか。
一幅の絵画のような作品を堪能させて頂きました。

織りの川上さんの作品です。

星座を表現された作品です。
面白いのが星を表した金色の部分です。
一見、金属にも見えるのですが、フェルトに染め用の金泥をまぶした
ものだそうです。
毎回変化のある表現を見せて下さるのが楽しいところです。

会期は12月9日(土)まで
銀座のギャルリ・シェーヌです。


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