縄文展

現在、東京国立博物館で開催されている「縄文」展に行って
きました。

国宝になっている「火焔型土器」「縄文のビーナス」の他、著名な「遮光器
土偶」も見られて、縄文時代を俯瞰して見るのにいい機会となりました。

興味深かったのが同時代の世界の器の展示です。
世界の器はシンプルな実用本位の形で、それに絵が描かれている程度なのに
対して、縄文土器は明らかに装飾性が突出しています。
こう見ると縄文の時代から日本人は特異な芸術性を持っていたと考えて
しまいます。

しかし何より創作の‘熱’が強い。
これを感じることが出来ただけでも見学した意味がありました。


会場にはすぐ入れましたが、中は混雑していました。
説明文を読みながら並んで見ると時間がかかってしまうので、空いて
いるところからドンドン見て行った方がいい状態です。

会期は9月2日までと迫っています。
漆を塗られた土器も多数ありますので、それもお見逃しなく!


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