玉毛筆を使ってみた

少し前のブログに玉毛(猫毛)筆を使うのがあこがれと
書きました。
練習でその玉毛筆を使ってみました。

Exif_JPEG_PICTURE

墨の薄さは別として、軸と穂先が全く違う方向を向くという
惨敗振りでした(涙)
全然筆を制御出来ていないのです。
しかし線の独特な柔らかさが美しい。
これぞかな書という感じになります。

Exif_JPEG_PICTURE

こちらが普段使っているコリンスキーの筆です。
弾力のある穂先が筆を支えてくれて、腕のなさをカバーして
いるのが、よくわかりました。
その分玉毛筆の線と比べると堅いのがわかります。

猫毛を玉毛というのは、どうやら猫の名前が「たま」が多い
かららしいと以前のブログに書きました。
原一菜先生から、この説に関して中国では「玉」(ぎょく)
という文字を大切にしているからではないかというお話を
聞きました。

今回玉毛筆の線の美しさを実感してみて、まさに筆の玉と
感じ、納得しました。


カテゴリー:   パーマリンク

コメントは受け付けていません。