日別アーカイブ: 2018年6月22日

器の持ち運び

作業中の器を教室に持ち運ぶ際の安全性には気を配る方が
多いと思います。
藤那海工房西登戸教室のOさんは、現在直径40cm超の大鉢を
金繕い中です。
持ち運び用の箱を作られているのですが、とても工夫されている
ので、ご紹介したいと思います。

大鉢がすっぽり入る箱の底に高台ぴったり収まる大きさ、高さの
ダンボールが貼り付けられています。

ここに高台がしっかり収まることで箱の中で大鉢は動きません。
これで安心して持ち運びが出来ますし、作業後この中で乾燥も
出来ます。
ホコリよけになるのも好ポイントです。

これだけの大きな鉢になると粘着するものでの器の固定は難しい
かと思われます。
Oさんの高台をしっかり収めるというのは最適な方法ではないで
しょうか?

ちなみに作り方は簡単です。
適当な大きさのダンボールに高台の外周を鉛筆でなぞって大きさを
決め、カッターでくり抜きます。
厚みは丁度ダンボール2枚分なので、同じものを2枚作って貼り合わせ、
器が収まる箱の底に固定すれば完了です。

器持ち運び用の工夫で、これは!というものがありましたらお知らせ
下さい。


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