割れた器の接着

金繕いの教室では、接着の方法を2種類お教えしております。
カリキュラムの第3回目では、新うるしのみで接着する方法。
カリキュラムの後半で、白米と新うるしを混合した「のりうるし」
を行います。

両者の違いは強度です。
のりうるしの方が、新うるしのみより10倍強度が高いのです。
しかし作る課程ごとにコツがありますので、お一人で作るのは
難しいところがあります。
ですので接着する器の状態でどちらを選択するかを決定しています。

いずれにしろ 割れ方によって下準備が必要な場合があるのは変わりません。
事前にご相談頂くのをオススメ致します。

画像は「のりうるし」で8ピースに割れた湯のみ茶碗を接着した
ところです。
このあと欠損した部分が あちこちにあるので、それを埋めて
いきます。


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